所属:Class of 2008
留学時の年齢:31歳
留学タイプ:私費
前職:経営企画/人事管理
MBA前の海外経験年数:4年

Q1: バックグランドを教えてください。

大学卒業後、大阪にある学校法人でスクールカウンセラーとしてキャリアをスタートさせました。デスクのあった企画広報室で生徒募集の手伝いをしながら生徒とのカウンセリングをしていました。学校の新設コースに関する企画提案書を作成し、それが理事会により承認されたことにより法人全体の経営企画に携わるようになりました。その後、文部科学省が進めるSuper English Language High School(SELHi)に新しい英語教育に関するカリキュラムを企画提案し文部科学省よりSELHiとして認定を受けたことにより、カウンセラー業から学校運営の仕事へシフトしていき、最終的には法人本部にて学園全体の労務管理と経営企画を担当していました。

Q2: 何故MBAを目指したのですか?

前職において、良い上司や同僚、そして職場環境に恵まれ、物事に対して積極的に取り組むことや周りの人を巻き込みながら仕事や目標を達成できていましたので、与えられていた環境に満足してました。また、小さな組織でしたので、短期間にセールスからサーバーの管理まで多岐に渡り様々な経験をすることができ、組織内で歯車の一部でなく重要なファンクションを担っているという自負がありました。しかしながら、自分の視野は狭まってないだろうか?違う業界で自分の能力は通用するのだろうか?違う業界に身を置くならどのようなチャレンジや成長があるのだろうか?と考えるうちに、私はより充実した人生と成長を実現するために、次の3つを求めていることに気づきました。①視野を広げる機会②チャレンジができるキャリア機会を増やしたい③自分がパッションを感じることを仕事としたい。今の自分が立っている場所から私が探していた環境にはギャップがあり、目指したい場所に進んでいくためにそのギャップを埋める橋を架ける必要があると感じました。そこでMBAに留学することによって自分の進んでいく道に橋をかけることができるのではと考え留学をすることを決心しました。

Q3: 何故、BYUを選んだのですか?

ブリガムヤング大学を選んだ理由は3つあります。はじめに、自分が持っている価値観と同じ価値観を持つビジネススクールであったこと。次に、現在のビジネス界でますます重要視されている倫理観を重要視してい学校であったこと、最後に妻と子供たちが安心して生活できる環境と出会いを提供してくれる学校であったことです。以上がビジネススクールを選ぶにあたり大きな決め手となりました。もちろん、CIS Programのサポートを受けることができるというのは言うまでもありません。

Q4: 受験はどのように準備されましたか?

“受験の準備は私にとって時間との戦いでした。計画をしっかり立てていたとしてもそれを達成できない自分に憤りを感じたこともしばしばありました。元々ハワイで大学を卒業しましたので、TOEFLは入学にあたり提出は求められませんでした。しかし、仕事、家族との時間、また教会の責任を果たしながらGMATやエッセイ/推薦状等の準備は想像以上に時間がかかりました。本格的に準備にとりかかってから入学許可を得るまで1年半かかりました。受験の準備を始めたのは2004年の夏過ぎでしたが、本腰を入れて始めたのは2005年に入ってからです。

GMATの勉強のためにまずOfficial Guideを購入し早起きしたり、夜仕事から戻って子供が寝てから問題をひたすら解いていました。ここで反省すべき点ですが、GMATでは問題を解くためのノウハウや技術が必要です。問題を解いていくだけでは、このノウハウや技術に気づくのに時間がかかりすぎます。実際、私は時間をかけすぎてしまいました。この間にマスインターナショナルアカデミーのテキストやGMAT King等のソフトの問題をひたすら解いていました。この間にGMATを受けましたが結果は散々なものでした。そこで自分にプレッシャーをかけるという意味で予備校の門を叩きました。私は大阪に住んでおりましたのでGMAT受験対策を提供する予備校はイフ外語学院だけでしたので必然的にイフに入学しました。ここではCRの平日のコースを1ヶ月数学のコースを2ヶ月のみ受けました。授業料は15万円ほどだったと思います。体系的に問題への取り組み方をおしえてもらいましたし、大金を払いましたから勉強も前より積極的にしました。そして、何より情報交換や励ましあうことができる友人に出会えたことはイフに入った大きな成果でした。また、GMATの問題の傾向やパターンを理解するためにオフシャルガイドのSCとCRの問題をコピーし、それをメモ帳に張り、裏側に答えを書き、それを毎日持ち歩きました。通勤中の電車の中はもちろん、職場の昼休み、トイレの中にまで、そのメモ帳を持ち歩きました。全部のそのようなメモ帳を4つほど持っていました。   

エッセイは自分で書き上げてから近所に住むアメリカ人の友人に添削を何度もしてもらいました。エッセイは自分で納得できる内容のものが出来上がったと思います。これもその友人のおかげです。エッセイの添削はかならずネイティブにしてもらうことをお勧めします。推薦状は職場の上司(アメリカの留学経験のある方でしたので英語で書いて下さいました。)大学の教授、そしてステーク会長にお願いしました。

Q5: どのような人がBYU MBAプログラムに合っていると思いますか?

Work Life Balanceを大切にしたいと考えている人は合っているのではないでしょうか。もちろん優秀な人が集まってはいますが、いわゆるガリ勉型の人は少ないです。例えば、毎週火曜日にMBAの学生が集まってバスケットボールをしています。皆、どんなに次の日に宿題があっても集まって2時間ほど一緒に汗を流しています。そして次の日の宿題はしてきています。つまり、Work Life Balanceを取るということは自分の時間をコントロールできて自分のタスクに責任を持てるということだと思います。

Q6: これからBYU MBAプログラムを目指す人にアドバイスをお願いします。

巨視という言葉を最近、ある方から教えていただきました。大きな視野で物事を見つめるという意味らしいですが、MBAを目指すにあたりこの「巨視」を持って目指されることをお勧めします。短期的な目標のためにMBAを目指すのでなく長期的なご自分の人生で達成したい目標と照らし合わせながらMBAが提供してくれる教育と成長の機会を活かすことができるか、よくお考えになられたらと思います。

なぜなら、MBAはあくまで学位であり、成功へのパスポートでは決してありません。目指されていることへ到達するためにMBAが必要ないかもしれません。逆にMBAを目指すことによって目標から遠のくことも考えられます。ですから、広い視野を持ってご自分が達成されたい目標を見据えられるなら、その時にMBAを取得することが目標達成を助けてくれるものか否かを確認できると思います。