所属:Class of 2011
年齢:32歳
留学タイプ:私費
前職:コンサルタント、セールス
MBA前の海外経験年数:10年

Q1: バックグランドを教えてください。

アメリカの大学を卒業後、現地のB.I.M.Group というコンサルティング・ファームに就職をし、セールス・マーケティング・コンサルタントとしてキャリアをスタートさせました。マーケティング戦略の立案、セールスプロモーションの企画、また新規プロダクツやサービスの立ち上げと市場参入のための戦略を練り、セールスにて結果を出すことに毎日を費やしました。

その後、日本にいる家族の事情などもあり、帰国することを決意し、栄養補給食品を取り扱うダイレクトセリング・ビジネスへの転職をしました。そこでは、セールスおよびオペレーションを牽引する役を務め、内部オペレーションシステムの整備から、目標達成のためのセールスプランの立案、実行などに従事しました。

Q2: 何故MBAを目指したのですか?

アメリカから帰国する少し前に、一度MBAに行くことを考えた時期がありました。しかし、その時には、その時点で私や家族にとってベストだと思われた選択をし、日本帰国を決意しました。日本での生活に不満はありませんでしたし、キャリアにおいても自分の身に着けたいスキルを得ていた私ですが、帰国後数年たった頃から、グローバル市場でのリーダーシップポジションに以前より憧れを感じていた自分を思い出し、もう一度その目標に向かってチャレンジがしたいと思う気持ちを抑えることが出来なくなりました。自分が心から喜んで、生きがいを感じれる仕事に就くためには、以下の3点が必要であると考えました。(1)最高のパフォーマンスが出来るスキル(コンピテンシー)があること、(2)仕事に対し、情熱(パッション)と生きがいを感じれること、(3)目標を達成するために、正しい場と機会が与えられていること。それなりに充実感を感じてはいましたが、グローバル市場で活躍するという観点からは、3番目にあげた、場と機会に欠けていると感じ、これからの自分の長期キャリア目標をよく考慮した上で、もう一度MBAを目指そうと決意しました。

Q3: 何故、BYUのMBAプログラムを選んだのですか?

東海岸への留学、日本人卒業生のネットワークが強いMBAへの留学などにも関心があり、資料を取り寄せてリサーチもしました。しかし、BYUの卒業生の方々のお話を聞き、自分はBYUMBAへ留学がしたいんだと確信しました。それは、MBAへ行く理由は、単に知識やスキルを身につけるだけではなく(もちろんとても大切な部分ですが)、自分の未熟さを克服し、人格に磨きをかけることによって、リーダーとしての特質と人格を築き上げることだと考えたからです。自分や家族にとってBYUが最適な場所だという確信を得たことが一番の理由でした。また、プログラムの評価は年々上がっており、現在はトップ25校にランキングされるなど、そのポテンシャルと教育レベルの高さも大きな理由になりました。

Q4: 受験はどのように準備されましたか?

高校からアメリカへ単身留学をし、大学卒業後も4年間現地企業での職務経験がありましたので、TOEFLは問題ありませんでした。(本年度からアメリカの大学を卒業した人にも、卒業後2年以上経っている人にはTOEFLが義務付けられました。)問題はGMATでした。近道は予備校に通い、GMAT攻略方法を学ぶことだ、との友人からのアドバイスを受け、イフ外語学院のGMATコースを短期で受講することにしました。GMATコースでは、出題パターンや攻略方法など、GMATに挑むための基本的なルールのようなものを学びました。

平行して、自分でもオフィシャルガイドの問題をコツコツとこなしていきました。勉強を始めて2ヵ月後、初めてのGMATを受けました。そこそこの点数を出すことが出来たものの、目標点数には一歩及ばず、やはり時間配分でミスを犯し、満足な結果ではありませんでした。「Mathでほぼ満点を取り、Verbalでそこそこの点数を出す」と言う一般論を実践しようとした私ですが、逆に2回目の受験ではスコアを落としてしまいました。結局、作戦を練り直し、自分の得意分野に「選択と集中」をすることにしました。結果、3回目の受験でようやく目標点をクリアし、12月の申請に間に合わすことが出来ました。

私の場合、3回目の受験までに、オフィシャルガイドの全問題を3回転させました。多くの問題をこなすことにより、出題パターンをより早く読み取る事ができるようになっていきました。ひとつの問題により集中してミスを少なくすることが出来たことが、結果につながったと思います。

Q5: どのような人がBYU MBAプログラムに合っていると思いますか?

最高の教育を受けたい方はさることながら、リーダーとしての人格を磨きたい方にはぜひお勧めします。大きなプレッシャーと不安、またストレスを感じることも事実ですが、多くを求められるプログラムの中で切磋琢磨しながら、自分を見つめなおし、将来におけるビジョンとライフプランをじっくりと組み立てたい方は、このプログラムにおいて大きな価値を見出される事と思います。また、バックグランドの違うクラスメイトや教授との交わりを通じ、自分の視野を広めると同時に、理論的な思考と自分の意見をしっかりと持ちたいと望む方には、多くの機会が与えられていると思います。

Q6: これからBYU MBAプログラムを目指す人にアドバイスをお願いします。

私の準備はバタバタでしたが、長期的な戦略を練り、計画的に出願の準備をされることにより、より効果的にそのプロセスを進めることが出来ると思います。早めにコツコツと取り掛かることをお勧めします。特に推薦状を書いてもらう、またエッセイの見直しを頼むなど、他の人の助けを必要とする場合は、自分のコントロールがきかない部分もありますので、たっぷりと時間を見込んだほうが懸命だと思います。日頃から自己分析をすることを習慣とし、仕事で達成したことや身に着けたスキルなどを書き留めておくことにより、エッセイをより効果的に書くことが出来ると思います。また、MBAはあくまで通過点であることを認識し、長期のキャリア観をしっかりと持つことにより、プログラムで学ぶ事すべてが活かされると思います。以前より聞いていたプログラムのレベルの高さと勉強量に多少不安を感じていた自分ですが、いざ学期が始まってみると、とても楽しく、充実した毎日を送っています。言葉で言い表すのは大変難しいですが、MBAでの経験は、自分にとってかけがえのないものであることは間違いないです。留学を考えていらっしゃる皆さんは、ぶれない目標を持ってぜひ頑張ってください。